当院のご案内

発達外来(完全予約制)

言葉が遅い、多動傾向にある、緊張しやすくストレスが高い、勉強の遅れがあるなど子どもの発達面、行動面および学習面で心配のある方が対象です。必要に応じて公認心理師(臨床心理士)による発達検査等からそれぞれのお子さんの得意な面と苦手な面を把握し、個別に適切なアドバイスを行います。

   

以下のような気になることがございましたら、まずはお電話ください。

●言葉の発達が遅い
●歩くのが遅い
●落ち着きがない
●癇癪が激しい
●チックや吃音がある
●音や光などに対する感覚過敏がある
●運動面での苦手さや不器用さが目立つ
●朝起きられない
●勉強についていけない
●忘れ物が多い
●友達との関係づくりが苦手である
●他人とのコミュニケーションが取れない
●不登校やひきこもりになっている

心理療法

~お子様の年齢、状況に合わせて様々な心理プログラムを行っております~

・COS-P(Circle of Security Parenting) 「安心感の輪」子育てプログラム
アタッチメント理論に基づいた、乳幼児をもつ養育者へのビデオを用いた介入プログラムです。
わかりやすい映像や図表を盛り込んだDVD教材を公認心理師(臨床心理士)と見ながら、親子関係への洞察を深めていくことを目指します。 1回90分の計8回プログラムとなっています。   
 
・CARE(Child-Adult Relationship Enhancement)
2歳から思春期までの子どもと関わる親・養育者・専門家に向けたプログラムです。前半では子どもとよりよい関係を築く際に大切なスキルを、後半では子どもがより言うことを聞きやすくなるための効果的な指示の出し方を習得していきます。

・PCIT(Parent-Child Interaction Therapy)「親子相互交流療法」
遊戯療法(プレイセラピー)と行動療法に基づいた心理療法です。親が子どもに直接遊戯療法を行い、治療者は別室からマイクを通して親にライブコーチングするという点が特徴的です。
1セッション60分を12~20セッション行うため、まずは上記CAREを学んでいただいた方に行っております。

その他、個別のカウンセリングや単回の育児相談なども行っております。
詳しくは医師・スタッフにお尋ねください。

リハビリテーション科

作業療法士や公認心理師(臨床心理士)と共に体全体や指先の使い方を練習します。子どもの中には、神経・筋肉や視覚・聴覚などに異常がないにもかかわらず、走るなどの粗大運動や字を書くなどの微細運動が苦手なタイプの子がいます。その場合は発達性協調運動障害が疑われます。また、他の発達障害が関係していることもあります。いずれにせよ、早期のかかわりで他の発達障害の症状の改善がみられることがあります。
詳しくは医師・スタッフにお尋ねください。

療育(リハビリテーション)

発達外来を受診後、必要な場合は療育を行います。言葉や身体機能などの発達が気になるお子さんが少しでも生活しやすくなるために作業療法士や言語聴覚士が個別に相談を受け、具体的な指導を行い、生活に必要なスキルを練習していきます。必要に応じて小集団で行うこともあります。主な対象は就学前から小学校低学年までです。

予約・お問い合わせは診療時間内にお電話ください